1947年、青森県生まれ。
東北大学医学部卒業。医学博士。
現在、新潟大学大学院医師学総合研究科教授(国際感染医学講座免疫学・医動物学分野)。
米国アラバマ大学留学中の80年に「ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクローナル抗体」を作製。
89年、胸腺外分化T細胞の存在を発見。
96年、白血球の自律神経支配のメカニズムを初めて解明。
00年、胃潰瘍の原因が胃酸であるとの定説を覆して注目される。
200を超える英文論文を発表するなど、国際的な場で精力的に研究成果を発表し続け、国際的に名高い免疫学者として免疫学の最前線で活躍している。

〜ガンは退縮する〜
今から約20年前、私はガンの治療を本気で行ったことがあります。
それは昭和63年の11月から、平成2年の8月までの1年10か月です。

治療内容は主として代替医療と言われるもので、その中心はゲルソン療法でした。
しかし、そのときはガンと言う病気がまだよく分からなくて、限界を感じ、ガンの治療をやめました。
そして私はガンとかかわることを止めたのです。
今後、一切ガンは治療しないと決心したのです。